たぶん異常なし

まねーきゃんとばいみーらぶ

MoonSwatchを買ったらやること

年末にふと思い立って、MoonSwatchを2本購入した。

写真左が通常のMoonで右が2023年12月27日の満月の日にのみに販売されたMoonshine Gold。わずかな違いであるが、Moonshine Goldはクロノグラフ針が金となっていて、そこに雪の意匠があしらわれている。

早速購入したMoonSwatchをガシガシ使っていきたいのだが、MoonSwatchには普段使いにあまり向かない2つの仕様があるのでその対応をしたというのがこの記事の趣旨。一つはベルトの換装であり、もう一つは風防への保護シート貼り付けだ。

ベルト換装

まずは、ベルトの換装。MoonSwatch純正のベルトはOmegaのロゴとSwatchのロゴがあしらわれたマジックテープ式のものとなっている。マジックテープ式のベルトは耐久性や使い心地に疑問が残るし、個人的には大の大人がマジックテープをビリビリやるのは少し気が引けるのでベルトを換装することにした(上の写真は換装後のもの)。

替えのベルトは20mmのものが適合するので、20mmのものを探す。ステンレスのブレスに換装してなんちゃってSpeedmaster感を強めても良いし、革ベルトで落ち着いた高級感を出しても良い。私はシリコンバンドでSwatchとしてのチープさを活かす方向とした。

私が購入したのは以下のバンドである。MoonSwatchをターゲットとした商品のようで、MoonSwatchの各モデルに合わせた色展開となっているのが楽しい。私は黒(Mercury向け)をMoonに、グレー(Moon向け)をMoonshine Goldに取り付けた。2本購入してみたところで品質も問題なさそうなので、もう少し色を揃えて気分によって替えてみても良いかなとおもっている。

保護シート貼り付け

そして、風防保護シート貼りつけ。MoonSwatchの風防はプラスティック製なので、簡単に傷がついてしまう。これはオリジナルのSpeedmasterに倣ったと考えることもできるので、おつな仕様ではある。傷も含めて愛着を持って使う人も居るだろうし、傷を磨く作業を楽しむ人も居ると思うが、貧乏性の私はどうしても傷なく使いたいと思ってしまうので保護シートを貼り付けることとした。

風防保護シートは安定のPDA工房を。PDA工房のもの以外にもMoonSwatch用を謳っているものが複数あるのでその中のであれば大差ないのではないかと思う。MoonSwatch用を謳っているものはいずれも柔らかいTPU素材で曲面にフィットするのが特徴のようだ。ちなみに器用な人は、100均などで汎用のものを買ってきて自分でカットしたりするらしい(私には絶対無理)。

ポイントは貼り付けかたである。柔らかいTPA素材の貼り付けの難易度はかなり高いので水貼りをするのがおすすめ、というかよほど器用でない限り必須だろうと思う。

保護シートの説明書きには「水貼りキットを買え」と買いてあるが、別にキットを購入する必要はない。昨今であれば、ご家庭に空になったアルコール消毒スプレーの1つや2つ転がっているだろうから、その中身をすすいで水道水を入れるか、そういうものがなければ100均ショップでスプレーボトルを購入すれば準備完了だ。

剥離紙から剥がした保護シートの粘着麺にたっぷり水をスプレーして貼り付ける。水がない場合に比べて粘着力が弱くなるので慎重にやれば微修正も効く。貼り付け後は保護シートと風防の間に残った水滴によって保護シートの表面が凸凹になるが気にしなくて良い。無理に水滴を追い出さずに、静かに放っておけば2日程度で水滴が消えてピッタリ接着しているはず。

以上で準備完了である。今年の普段使いの時計としてガンガン持ち歩きたいと思う。