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那覇の「亀かめそば」で懐の深い沖縄そばを食べる

資産形成ブログのつもりがもはや食ブログになってしまっている気がするが、また食事ネタを。

以前書いた通り、来年の新ステイタスプログラムを目前にして今年中にJGCを取得すべく「ゆるJGC修行」中の私であるが、そんなJGC修行で那覇を訪問した折に素晴らしい沖縄そば屋に出会った。

那覇の亀かめそばである。 tabelog.com

YouTuberも訪問しているそれなりの有名店であるらしい、このお店。

例によって、まずはご本尊をご覧いただきたい。フーチバーそば(大) 680円。

このお店のわかりやすい特徴はフーチバー(ニシヨモギ)の入れ放題にある。ヤギ汁やヤギ刺しの添え物などとして沖縄料理で時折見かけるフーチバーを沖縄そばに好きなだけ入れて食べることができるのだ。店内入り口の券売機で食券を購入したのち、山盛りに置かれたフーチバーを好きなだけザルに取り分けてから席に着く。そして沖縄そばが着丼したらそこにフーチバーを投入して食べる、というのがこの店の流儀であるらしい。上記の写真は、最初からフーチバーの入っているフーチバーそばに私がさらに追いフーチバーをしようとしている様子だ。

フーチバーの爽やかな香りと苦味がともすれば単調になりがちな沖縄そばに程よいアクセントを加えてくれる。香草系が好きな人は特に気に入るだろうと思う。

なお、メニューには沖縄そばとフーチバーそばの両方があるので少し戸惑うかもしれない。どうやら違いはフーチバーが最初から入っているか否かで、値段や他の具材は変わらない様子。フーチバーが苦手な人は沖縄そばを頼めば良いし、沖縄そばを頼んで自分で好きな量のフーチバーを入れても良いし、フーチバーそばを頼んでさらにフーチバーを足しても良いということなのだろう。懐が深い。

個人的には、沖縄そばにフーチバーを後から投入するよりも、フーチバーそばを頼んだほうがより好みに近いと感じた。フーチバーはどうやら熱が入ると苦味がマイルドになるようで、最初から投入されているフーチバーは苦味が和らいでうまく爽やかさを加えてくれるのに対して、後入れのフーチバーは苦味が強く立ってしまい出汁や麺の風味を苦味が隠しすぎてしまうきらいがあった。

お店の場所は県庁前駅から徒歩10分ほど歩いたところにあり周辺は観光スポットがあまりないためか観光客でごった返しているという感じではない。日にちや時間帯にもよると思うが、私が訪問した時間(土曜日15:00ごろ)はどちらかというと地元の方々が利用しているような雰囲気で落ち着いて食事を取れた。

数ある沖縄そば店の中でどの店に訪れるのが正解なのかわからずにいたが、私の中での定番が一つ決まった感じがある。